JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

01月 « 2018年02月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28  » 03月

●TS-511S AGC修理 その1

2018年 02月07日 22:30 (水)

所有している旧いリグ達に故障が無いかチェックするためと、また電解コンデンサのエージングと自己修復のため、週に1度は4,5時間電源を入れることにしています。

最近気がついたのは、そのうちの TS-511S に電源ONしてから しばらく経つと AGC が SLOW 設定であっても時定数が短くなり、まるで FAST 設定の様にリリースタイムが速くなることでした。
電源ON直後は問題ありません。 という訳で正月休みから修理に取り組んでいます。
(が、未だ解決していません。Hi)

511S_AGC02_20171203_450.jpg


511S_AGC03_20171203_400.jpg


温度による状態変化と判断し、先ず半導体を疑いました。
1. AGC切り換えのSLOW回路にあるゲルマダイオードを交換しました。
 「変化なし」 
511S_AGC06_20171203_300.jpg


2. 次にAGC検波のトランジスタ交換。
 「ウ~ン、これまた変化なし」 
511S_AGC05_20171203_400.jpg


3. 半導体では無さそうなので SLOWの時定数を決めるフィルムコンデンサ交換。
 「ムム、これも駄目!」
511S_AGC04_20171203_350.jpg


ちなみに部品交換時は、このように半田の煙を自作の排煙器で窓から排気しています。
511S_AGC07_20180110_450.jpg


急冷剤を使い、あちこちを冷やしまくるけれど犯人が見つからない!
ここまで来て、「本当に温度が関係するのか??」と考え込む。
ふと思いつき、電源OFFして2,3秒後 再び電源ON⇒「ゲゲッ!」復帰している。
でも数分経つと時定数が短くなる⇒また電源OFFして直ぐON ⇒ 復帰している。

当初は劣化した部品が温度上昇で不安定になったり、ドリフトが原因と安直に考えていましたが、この症状からすると どうやら温度では無い様だと分かり、ようやくオシロで回路を追うことにしました。

正月休みから合間で作業しているので、中々原因がつかめず 中だるみしています。

つづく
スポンサーサイト

●土浦エアショー 2017

2018年 01月16日 22:31 (火)

2018年が明けてしばらく経ちましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。
今年の正月は親戚まわり以外は特に出かけず、家に居る時はアルコール変調をかけながら真空管リグの修理で悩み、脇で時々QSOパーティに参加して やっと20局というダラダラ,ゴロゴロした正月を過ごしました。
そのためビシッとする時間が少なかったので、ブログはサボったままでした。Hi
真空管リグの修理顛末は後に譲るとして、少し古いネタですが昨年末に出かけたエアショーの話しから今年は始めます。

2017年のレッドブル・エアレースでワールドチャンピオンになった室屋選手が、今回も茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園のイベントでエアショーを行うというので11月25日に行って来ました。

airshow_201711_01_350.jpg


今回は 2機でフライトです。
airshow_201711_03_400.jpg


スモークでスマイル
airshow_201711_04_400.jpg


垂直上昇
airshow_201711_05_400.jpg


ナイフエッジ
airshow_201711_06_400.jpg


2機編隊
airshow_201711_07_400.jpg


エアショーの後、こんな方も。
airshow_201711_02_200.jpg


遠くて見えない。
airshow_201711_08_400.jpg


ステージ横まで行って何とか顔が認識出来ました。
そこそこ笑わせてもらいました。
airshow_201711_09_350.jpg

以上の写真は スマホカメラなので、ズームアップ時の画像品質が悪くて申し訳御座いません。

この催しは全て無料なので、お得なためか人が多いこと多いこと。
公園の駐車場は満車で、土浦駅まで戻ってクルマを駐車場に置いてからバスで戻ったりと結構 Busy でした。

●TS-900 音質改善

2017年 11月19日 12:17 (日)

最近webで TS511 の音質改善をされている方の記事を見たので、自分が手持ちの TS511 も改善しようと思いましたが、これは改善できると分かりましたので後回しにして、同じく手持ちで同時代の TS900 も受信音が高域の強調されたキンキン気味なことは以前から感じていたので改善の余地があると思い、先に取り組んでみました。

TS900_AF01_20171010_450.jpg


TS520 や TS940 は聞きやすい音で、流石オーディオメーカーだという風に良く言われています。 前出のweb記事でもダイオードのリング検波器後段のフィルタ定数に着目されていましたので、先ず機種による違いを調べてみました。
TS900_AFSCH01_20171011_450.png


発売年順で見ると、TS511(1970年),TS900(1973年)で検波回路定数は同一です。
TS520(1973年),TS940(1985年)は共に1mHのインダクタから抵抗器に、そしてコンデンサは一桁以上 大きくなっています。
これだけでもフィルタのカットオフ周波数が低い方へシフトするのが分かります。
それにしてもTS900 と TS520 は発売年が同じ1973年ですが、定数が異なっています。
開発チームが異なるのでしょうが、連携が悪かったのでしょうかネ?


さて定数変更ですが私は後年のTS940 の定数に合わせようと思いましたが、手持ちのコンデンサに 0.022μFが無かったので 0.033μFのマイラーにしました。
TS900_AFSCH02_20171011_450.png


これが検波回路を実装している
ジェネレータユニットです。        右側下が変更部分です。
TS900_AF03_20171010_270.jpg TS900_AF04_20171010_270.jpg


部品を取り外し、後で定数変更できる
ようにSIPソケットを実装しました。      部品実装後
TS900_AF05_20171010_270.jpg TS900_AF06_20171010_270.jpg


変更前と変更後の周波数特性を測りました。
14.175MHz SSG信号を受信し、VFOで受信周波数を変化させながら AFのビート周波数と出力電圧を測りました。
赤 ”Original”:変更前  青 ”Improve”:変更後
TS900_AF07_20171010_550.png

変更前の特性は、ほぼフラットで高域にピークがあるわけではないのですが、アンプやスピーカを含めた総合特性として ”キンキン” するのでしょう。
定数変更後は予想通り高域周波数は減衰し、低域にピークが出ています。
全体的にゲインが落ちているのは、コンデンサ容量が一桁以上大きいための高域低下と、インダクタから抵抗器に換えたための減衰が重なっているからです。

実際にアンテナを接続して、7MHz SSB を聞き音質を確認しました。
高域の “キンキン” した感じは影をひそめ、低域が太くなり聞き易くなりました。
やはりゲインが下がった感じはあり、AF GAIN ボリウムの位置が時計回りに約20°ほど移動しましたが、差支えない範囲です。

TS940 と比較すると 940 ほどの低音は感じられません。 低周波アンプやスピーカーの特性、さらにスピーカーBOXの影響等もあるのかと思われます。
しかし音質改善の効果は十分ありました。 手元の TS511 も、いずれ改善しようと思います。

こんなことをやって遊んでいます...Hi

●自作局との出会い 3

2017年 11月03日 23:53 (金)

以前、自作無線機で運用されている JP1COL 局のことを 「自作局との出会い 1」 で書きましたが、その後シャックの写真を送っていただいていました。 先日QSOした際、ブログへ掲載する御許可を得ましたので紹介いたします。

最初に見た時 驚いたと言うか、それを通り越して 「唖然…」 というのが感想でした。
いやぁ、よくこれだけ作られたものです...凄いですね~

都内ホームシャック
20171023_JP1COL_01_500.jpg


千葉県内 2ndシャック
20171023_JP1COL_02_500.jpg


鹿児島県内 3rdシャック
20171102_JP1COL_03_500.jpg


親機は 14MHz SSB トランシーバで、ジェネレータは熊本シティスタンダードとのことです。 別のトランシーバでは、私は知らなかったのですが板橋スタンダードというジェネレータも使っているとのことです。

バンド毎にトランスバータで変換して運用されています。
写真には親機の他、トランスバータ,リニアアンプ,アンテナカプラも写っていますが、全て自作とのことです。 ホームシャックには、旧トリオの 9R4J や 9R59 らしき物も見えますが、これらも自作とのことです。 こりゃ凄い!!

これだけ作る労力は並大抵では無いはずです。 私はとても とても及びません。
ただただ感心するばかりです。

余談ですが、2nd,3rdシャックの窓からの景色もVYFBですね。

●自作局との出会い 2

2017年 10月17日 21:59 (火)

先日、自作無線機で 6m SSB にオンエアされている OMと QSO出来まして大変喜んで居ります。 埼玉県川口市にお住まいの JH1FKT 局です。

リグの構成は 5MHz VFOと 9MHz SSBジェネレータを MIXし、14MHz SSBトランシーバを親機として トランスバータで 6m に持ち上げて運用されています。

ブログを拝見し ”ぶったまげた!” という感想です。 マイクロ波帯の自作がメインとのことで、測定器群 特にスペアナが充実しています。 素晴らしいですね!
http://www.geocities.jp/laputer636/

後日、メールで自作ユニットの写真を送ってくださいました。
斜めにアートワークされたストリップラインのバンドパスフィルタが技術レベルの高さを物語ります。 ユニットケースは 分厚いアルミ板を組み立てていると思われ、見るからにガッチリ感があります。
JH1FKT_171005_01_350.jpg


自作ユニット群と 24GHz のセット
これだけ作るには、大変な手間と御苦労があったと思われます。
右端のラッパが、たまりませんな! 私からすれば ”異次元” の世界です。Hi
JH1FKT_171005_02_500.jpg


話しを伺うと QSO する以前から、このブログを見ていただいていたということで、滅多に出さない私の CQ をたまたま受信して呼んでいただいたとのことです。

やはり、これも御縁なのでしょう。 自作をされている方同士の間には、引力が働いていることを またもや感じた次第です。
数少ない自作局同士として、今後とも情報交換をさせていただければと思っています。 許可をいただいたので、リンクを張らせていただきました。