JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●TS-900 音質改善

2017年 11月19日 12:17 (日)

最近webで TS511 の音質改善をされている方の記事を見たので、自分が手持ちの TS511 も改善しようと思いましたが、これは改善できると分かりましたので後回しにして、同じく手持ちで同時代の TS900 も受信音が高域の強調されたキンキン気味なことは以前から感じていたので改善の余地があると思い、先に取り組んでみました。

TS900_AF01_20171010_450.jpg


TS520 や TS940 は聞きやすい音で、流石オーディオメーカーだという風に良く言われています。 前出のweb記事でもダイオードのリング検波器後段のフィルタ定数に着目されていましたので、先ず機種による違いを調べてみました。
TS900_AFSCH01_20171011_450.png


発売年順で見ると、TS511(1970年),TS900(1973年)で検波回路定数は同一です。
TS520(1973年),TS940(1985年)は共に1mHのインダクタから抵抗器に、そしてコンデンサは一桁以上 大きくなっています。
これだけでもフィルタのカットオフ周波数が低い方へシフトするのが分かります。
それにしてもTS900 と TS520 は発売年が同じ1973年ですが、定数が異なっています。
開発チームが異なるのでしょうが、連携が悪かったのでしょうかネ?


さて定数変更ですが私は後年のTS940 の定数に合わせようと思いましたが、手持ちのコンデンサに 0.022μFが無かったので 0.033μFのマイラーにしました。
TS900_AFSCH02_20171011_450.png


これが検波回路を実装している
ジェネレータユニットです。        右側下が変更部分です。
TS900_AF03_20171010_270.jpg TS900_AF04_20171010_270.jpg


部品を取り外し、後で定数変更できる
ようにSIPソケットを実装しました。      部品実装後
TS900_AF05_20171010_270.jpg TS900_AF06_20171010_270.jpg


変更前と変更後の周波数特性を測りました。
14.175MHz SSG信号を受信し、VFOで受信周波数を変化させながら AFのビート周波数と出力電圧を測りました。
赤 ”Original”:変更前  青 ”Improve”:変更後
TS900_AF07_20171010_550.png

変更前の特性は、ほぼフラットで高域にピークがあるわけではないのですが、アンプやスピーカを含めた総合特性として ”キンキン” するのでしょう。
定数変更後は予想通り高域周波数は減衰し、低域にピークが出ています。
全体的にゲインが落ちているのは、コンデンサ容量が一桁以上大きいための高域低下と、インダクタから抵抗器に換えたための減衰が重なっているからです。

実際にアンテナを接続して、7MHz SSB を聞き音質を確認しました。
高域の “キンキン” した感じは影をひそめ、低域が太くなり聞き易くなりました。
やはりゲインが下がった感じはあり、AF GAIN ボリウムの位置が時計回りに約20°ほど移動しましたが、差支えない範囲です。

TS940 と比較すると 940 ほどの低音は感じられません。 低周波アンプやスピーカーの特性、さらにスピーカーBOXの影響等もあるのかと思われます。
しかし音質改善の効果は十分ありました。 手元の TS511 も、いずれ改善しようと思います。

こんなことをやって遊んでいます...Hi
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●自作局との出会い 3

2017年 11月03日 23:53 (金)

以前、自作無線機で運用されている JP1COL 局のことを 「自作局との出会い 1」 で書きましたが、その後シャックの写真を送っていただいていました。 先日QSOした際、ブログへ掲載する御許可を得ましたので紹介いたします。

最初に見た時 驚いたと言うか、それを通り越して 「唖然…」 というのが感想でした。
いやぁ、よくこれだけ作られたものです...凄いですね~

都内ホームシャック
20171023_JP1COL_01_500.jpg


千葉県内 2ndシャック
20171023_JP1COL_02_500.jpg


鹿児島県内 3rdシャック
20171102_JP1COL_03_500.jpg


親機は 14MHz SSB トランシーバで、ジェネレータは熊本シティスタンダードとのことです。 別のトランシーバでは、私は知らなかったのですが板橋スタンダードというジェネレータも使っているとのことです。

バンド毎にトランスバータで変換して運用されています。
写真には親機の他、トランスバータ,リニアアンプ,アンテナカプラも写っていますが、全て自作とのことです。 ホームシャックには、旧トリオの 9R4J や 9R59 らしき物も見えますが、これらも自作とのことです。 こりゃ凄い!!

これだけ作る労力は並大抵では無いはずです。 私はとても とても及びません。
ただただ感心するばかりです。

余談ですが、2nd,3rdシャックの窓からの景色もVYFBですね。

●自作局との出会い 2

2017年 10月17日 21:59 (火)

先日、自作無線機で 6m SSB にオンエアされている OMと QSO出来まして大変喜んで居ります。 埼玉県川口市にお住まいの JH1FKT 局です。

リグの構成は 5MHz VFOと 9MHz SSBジェネレータを MIXし、14MHz SSBトランシーバを親機として トランスバータで 6m に持ち上げて運用されています。

ブログを拝見し ”ぶったまげた!” という感想です。 マイクロ波帯の自作がメインとのことで、測定器群 特にスペアナが充実しています。 素晴らしいですね!
http://www.geocities.jp/laputer636/

後日、メールで自作ユニットの写真を送ってくださいました。
斜めにアートワークされたストリップラインのバンドパスフィルタが技術レベルの高さを物語ります。 ユニットケースは 分厚いアルミ板を組み立てていると思われ、見るからにガッチリ感があります。
JH1FKT_171005_01_350.jpg


自作ユニット群と 24GHz のセット
これだけ作るには、大変な手間と御苦労があったと思われます。
右端のラッパが、たまりませんな! 私からすれば ”異次元” の世界です。Hi
JH1FKT_171005_02_500.jpg


話しを伺うと QSO する以前から、このブログを見ていただいていたということで、滅多に出さない私の CQ をたまたま受信して呼んでいただいたとのことです。

やはり、これも御縁なのでしょう。 自作をされている方同士の間には、引力が働いていることを またもや感じた次第です。
数少ない自作局同士として、今後とも情報交換をさせていただければと思っています。 許可をいただいたので、リンクを張らせていただきました。

●ハムフェア 2017 その5

2017年 10月07日 14:39 (土)

ハムフェア 2017 での収穫品、オマケ的ノベルティです。

ヤエス ノベルティ CAP
hamfair2017_cap_300.jpg
これは ¥0 です。
昨年は並んでアンケートを書けばもらえたのですが、今年は条件が出来て 1.YAESU製品を持参して来た方 2.APRS云々... 3...だったかな? とにかくヤエス ブースでは条件が満たされず いただけませんでしたが、会場内でボランティアをしていた友人ローカル局からいただきました。 有り難う御座います。
とは言え、帽子をかぶるのは草取りの時くらいなのです。


デイトン ハムベンション ノベルティ ボールペン
hamfair2017_pen01_350.jpg


hamfair2017_pen02_350.jpg
これも ¥0 です。
午後4時頃になり、そろそろ疲れて足どりも重くブラブラしていると、デイトン ブースの前でWのオジサンに手招きされて近寄ると これを差し出され、いただきました。
「Thank you very much !」

また来年もジャンクを漁りにハムフェアに行くつもり!

●ハムフェア 2017 その4

2017年 10月01日 01:06 (日)

前回に引き続き、ハムフェア 2017 での収獲品です。

これまた 4系統の同軸切替器です。
これはちゃんとした高周波伝送機器メーカー、スタック電子の同軸切替器です。
御覧のとおり ¥1,000 の値付けがされており激安です。 意地悪にも さらに値切ったら、右の BNC/BNC 中継コネクタを 2個オマケに付けてくれました。 ゴメンナサイ!

左:同軸切替器(4系統)         右:BNC/BNC 中継コネクタ
hamfair2017_sw01a_300.jpg  hamfair2017_bnc_200.jpg


これも中を開けて見ました。
hamfair2017_sw05_400.jpg
基板のボトム側ですが明らかにリレーを使っていますね。 DC ~ 2GHz ,Zo = 50Ω と きちんと謳っていますので、前回の 2系統同軸切替器のように高周波リレーを使っていると思われます。

手動切り換え型は別として、電気式の同軸切替器は大出力用でなければ、前出 下の同軸切替器のように背負ったリレーで同軸構造の中心電極を駆動して切換えるタイプから、上記のような高周波リレータイプに代わって来ているのでしょう。
coaxsw_20150802_400.jpg


今年のハムフェアでの主な収獲品は こんなところでしたが、自分的には当たり年でした。 特に同軸切替器は安く入手出来ました。 無線機を含め測定器等、RF機器の切り換えや接続に使おうと思います。

新品なら数万円の物が千円単位で買えるのですから、ジャンク漁りは やめられません!