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JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●ダイアル表示部

2013年 07月29日 18:16 (月)

VFOダイアル部は、基本的にTS-510そのままですが、ヘテロダインが TS-510と本機では逆になるため、ダイアルの周波数表示と実際の運用周波数が逆になります。 
つまり、ダイアル表示が “0” のとき、運用周波数は 50.“500” MHz で、
     ダイアル表示が “500” のとき、運用周波数は 50.“000” MHz となります。
そのためダイアルの黒いオリジナル表示の下に、テプラの赤で周波数表示を貼りました。

また、ダイアル後部のプレートに穴を4個開けて LEDを取り付け、TX(送信),VFO(内部VFO),ATT(アッテネータ),AMP(プリアンプON)の機能状態表示を付けました。 これらは TS-520 のパクリです、Hi。

          DIAL02_2.jpg
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●フロント パネル

2013年 07月29日 18:14 (月)

フロントパネルは黒色塗装し、オリジナルの持つ雰囲気をなるべく変えました。

VFOダイアルノブはTS-930,940用をケンウッドから保守部品で購入しました。
その慣性とスムースなギヤメカが相まってフィーリングは気に入っています。

       VFOノブ2


パワースイッチは、スイス製Codix社の制御機器用安全カバー付きスイッチです。
無線機用には少々ゴッツイですが、タッチが なかなか良いんです。       

パワーSW1a_2  パワーSW2_2


その他のノブはオリジナルを使わず、ドレーク風? はたまた TS-900風? にしました。

    RFATTsw.jpg     PREAMPsw.jpg


以上により、最近のリグには無い1970年代的ノスタルジックな雰囲気になりました。

●本体組込み

2013年 07月29日 18:12 (月)

TS-510 の VFO とギヤメカ 以外は、本体シャーシから取り去り、製作したユニット基板を取り付けていきました。 ユニット基板の取付け穴ピッチで、複数の穴をあけたアルミ板を介してシャーシに取り付けています。

ユニット間の高周波信号接続には、1.5D-2Vケーブルと 大宏電機TMPシリーズコネクタを使いました。 メーカー製無線機も使用しています。

組み込み後の上面内部と下面内部を示します。

上面

            上面内部:主に受信部
 (受信ミキサ,ミキサポストアンプ,IFアンプ,クリスタルフィルタ等)


   内部斜め1_560_420

            上面内部手前:IF 部
 (ミキサポストアンプ,IFアンプ,クリスタルフィルタ)


   裏面

            下面内部:主にプリミクス,送信部
(キャリア発振,バランスドモジュレータ,ローカルアンプ,ドライバ,ファイナル等)


シャーシ後部の ファイナル ボックスは、どうしようかと考えた末に スピーカーボックス にしました。 バッフル効果を出すために、スピーカーコーン前面以外のパンチングメタルの穴は、裏から樹脂板で塞いでいます。 また、内部は吸音材を入れてあります。

      スピーカ2

●VFOとシャーシ

2013年 07月29日 18:10 (月)

実用性においては、VFO安定度やVFOダイアル操作性は大きなファクターになるため、VFO とギヤメカ,シャーシと パネルは、構想でふれたように、旧 トリオ(現ケンウッド)製 TS-510(カタログ写真)のジャンクを流用しました。 

             TS510small.jpg

TS-510と言えば 1969年頃のSSBトランシーバ初期の真空管式リグで、懐かしむOM方も多いかと思います。 その不動ジャンクをハム交換室で ¥1kにて手に入れて、VFOとシャーシを利用しました。 ケース専門メーカーの新品ケースはウン万円も しますので。

●部品と実装上の注意

2013年 07月29日 18:09 (月)

配線は短く
電子回路は いろいろな種類があり、また回路が使用される箇所が様々です。 直接、高周波信号を扱わない箇所、例えば 低周波,バランスドモジュレータ,IF,AGC,制御部、また 電源やバイアス回路等 DC~数MHz以下の信号を扱う箇所は、部品や配線長に それほど気を付けなくても大丈夫と思われ、リードタイプ部品で問題ありません。

しかし、50MHz を直接扱う回路では、部品リードを短く切ったり、配線長をなるべく短く配線することが大事です。 特にグランドに接続する部品のグランド側は、リード線が長いとリードインダクタンスの影響で理想的に動作しませんし、発振等のトラブルが起きます。 本機では2SK125が400MHz付近で発振していたことがありました。 ゲートとグランド間のパターンが長かったと見られ、ショートパスして発振は止まりました。

RF回路の入出力
アンプやアッテネータの場合、入力側と出力側の部品や配線は近づかないよう一直線上に配置し、リードは短く配線して 入力と出力のストレーキャパシタ(浮遊容量)による容量結合を避けます。 そうしないと アンプの場合は、入力に出力側の信号が戻って、
動作不安定になったり条件が満たされれば発振します。 アッテネータの場合は、信号が入力から出力間を通り抜けてしまい、アッテネータになりません。 

リレーコイル
各部で使用している切り替え用リレーの駆動はコイルなので、OFF時に自己誘導作用でコイル両端に高い逆起電力が発生します。 これを吸収する逆起電力吸収ダイオードが無いと、半導体で駆動している場合では、半導体素子が破壊される恐れがあります。
さらに、比較的高い電圧が瞬間的に発生するため、逆起電力がノイズとなり 受信時に切り替えたとき「ボツッ」と音が出るためフィーリングが悪くなります。

アッテネータ,プリアンプ切り替え等フロントエンド初段の低レベル回路では、特に影響を受けやすくなります。 ダイオードを入れる場所はリレーコイルの直近でないと効果がありません。

パスコン
バイパスコンデンサ類は、なるべくチップタイプのセラミックコンデンサを使用して、最短距離でグランドに落とすことで 十分なバイパス効果が得られ、上記同様に発振等無用なトラブルが減ります。 

電解コンデンサ
アルミ電解コンデンサは温度が上昇すると寿命が短くなるため、発熱部品からは離して実装します。 例えば、ファイナルユニットの電解コンデンサはヒートシンクから遠ざけて実装したり、2SK125 は発熱しますので使用している基板では、これも遠ざけて実装します。

熱が電解コンデンサに伝導すると電解液の温度上昇により、封止ゴムの隙間から電解液が蒸発して逃げるスピードが速くなるため、寿命が短くなります。  電解液が 完全に蒸発することをドライアップと言い、容量抜けの原因です。 

古いリグを押し入れに長期間放っておいたら、電解コンデンサの容量が抜けたと OMの お話を聞くことがあります。  夏場の押し入れは、電解コンデンサの寿命を 縮める大敵だと私は思っています。 なるべく寿命を延ばすためには “ 冷たく ” 扱います。
物質の化学反応速度は温度依存性があり、それが部品の経年劣化の主な原因である場合は アレニウスの法則に依り、温度が10℃下がれば寿命は2倍になります。
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