FC2ブログ

JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

09月 « 2018年10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 11月

●カタログのIMD写真 その3

2014年 04月01日 12:48 (火)

前回の同タイトル その2 を書いた後、旧いカタログを さらに見返していました。
某社のフラッグシップ ○○○○9××× が発売される前に 「 Technical Supplement 」 という題目のカタログが配布されており、手元に所持していましたので、これを見ました。

9000TEC 1a  ← 9××× Technical Supplement
                          カタログ表紙の一部

9000TEC 1b  ← 9××× Technical Supplement
                          カタログ内容の一部

そして送信IMD 特性を見ると、またまた 「あれぇ~?」 となりました。
それの 9××× 送信 IMD特性が、A級,AB級ともに 1×××MP-V のカタログの写真と同一のものと思われるのです。 ランダムであるはずの ノイズフロア波形形状が、同じものとしか思えません。

A級動作 送信IMD 特性

9000TEC A  ← 9××× Technical Supplement
                          カタログの送信IMD特性

MK-V A  ← 1×××MP-V カタログの
                          送信IMD特性


AB級動作 送信IMD 特性

9000TEC AB  ← 9××× Technical Supplement
                          カタログの送信IMD特性

MK-V AB  ← 1×××MP-V カタログの
                          送信IMD特性

発売前のカタログとは言え、 これから 売り出そうとしている フラッグシップ機の、それもA級動作 送信IMD特性という売りの機能と特性なのに、当時の現行機種の特性写真を使っているのは残念です。 カタログの作成時点で写真が間に合わないから使ったのかな? と思われても仕方ないですね...

今までに 気が付いたことを まとめると

2××× カタログの
  A級動作 IMD写真は  ←   1×××MP-V A級動作 IMD写真を使用
  AB級動作 IMD写真は  ←   9×××    AB級動作 IMD写真を使用

9××× Technical Supplement カタログの
  A級動作 IMD写真は  ←   1×××MP-V A級動作 IMD写真を使用
  AB級動作 IMD写真は  ←   1×××MP-V AB級動作 IMD写真を使用

つまり
・2××× カタログの送信IMD 特性は、A級,AB級ともにそれぞれ別機種のもの。
・9××× 発売前の Technical Supplement カタログの送信IMD特性は、A級,AB級共に
 1×××MP-V のもので 発売後の 9××× カタログのものとは異なる。

ということになります。 何かの手違いなのか、私の目の錯覚や思い込みかも知れないと願っていましたが、こうも度々となると「ん~ いったい?」 となってしまいます。
しかし、 2××× は 既にカタログ配布が終わっているようだし、9××× はカタログが現在の物に切り替わっているので時効かナ?。

どんな写真をカタログに使おうと企業の自由です。(コンプライアンスの範囲内で)
それに あら探ししても無意味です。 しかし「どうせアマチュア無線家には気づかれないだろう」 とか 「それらしい写真を載せていれば良いだろう」 という考えが万が一にもあるとしたら、一人のアマチュア無線家として少々不愉快な気分になってしまいます。 アマチュア無線家がエンドユーザーですから、もっと慎重にやっていただきたいものです。 しかし、まさかそんなこと...あるはずが無いだろうと信じたいと思います。 

創業者OMが天国から「そんなことするなっ!」と怒って居られなければ良いのですが。
       
ひとり言です... 
スポンサーサイト

●外部委託開発

2014年 02月05日 20:19 (水)

あるとき、自分が勤務している会社に 回路設計やソフトウェア開発を 請負う企業の方が来社されて、会社案内のプレゼンをされていたときの話です。
プレゼンが中盤に入り、自社の得意な技術を紹介するところで、マイコンボード開発の話の次に DSPボード開発の 実績紹介が 始まりました。 開発製品例として、DSPボードとそれを搭載している機器の写真をパワーポイントが映し出しました。

その瞬間 「えっ!」と 思わず声が出てしまいました。 どことは言えませんが、某メーカーのアマチュア無線機 フラッグシップの前面パネル写真が 掲載されていました。
文面には、企画開発段階から ハードとソフト開発や 量産まで、全てに関わっていること。 次の機種のDSPボードも開発していること等が書かれていました。 自宅に帰ってから、その機種のカタログを見たところ、やはり 同一 DSPボードの写真が掲載されていました。 某社は、自社無線機の DSP周辺のハード,ソフト開発をその日、営業活動で来社した 外部企業に開発を委託している、ということになります。

仕様を提示して 外部に開発を委託するということは、メーカーであれば ときどき行われることなので、特に珍しいことではありません。  しかし、機器の性能や 機能を決定する重要な部分は、自社ノウハウや パテントの関係で、外部には あまり出したくないというのがメーカーとしての本音と思います。

DSP を使う場合、アルゴリズムやソフト開発は重要な要素です。 ソフト開発は、自社内で開発が行われるときでも、バグ取りに時間が結構かかることを経験しています。
外部に委託した場合、なおさらに完成度が下がることが懸念されます。 自分は、この機種のユーザーでは 有りませんが、 バグが少ないことを祈ります。

ひとり言です...

●カタログのIMD写真 その2

2013年 12月23日 17:14 (月)

以前の同タイトルで、某社の無線機カタログの、○○○○9××× と ○○2××× の、AB級動作の送信 IMD 特性が、全く同一のスペクトラム波形の写真を 使用しているのではないか、と書きました。 (以下、○を省略)

その中で、「 他機種では、同じスペクトラム波形は ありませんでした。」 と 書きましたが、その後、よくよくカタログを見ると、見逃していたことがありました。

2××× のカタログの、AB級動作 送信 IMD特性が、9××× のスペクトラム波形写真なのに、なぜ A級動作 送信IMD 特性は 9××× のスペクトラム波形写真ではないのか? と 考えました。 9××× の A級動作 送信IMD 特性は 100W 送信時なので、それを信じるならば AB級 400W バージョンだから、ファイナル構成は パラレルプッシュプルなので、2××× のプッシュプル構成では、同じレベルの A級動作 送信IMD 特性は無理と考えられます。

それで 石は違うものですが 同じ 200W プッシュプル構成の 1×××MP-V の カタログを見直していました。 すると、な、な、なんと! 1×××MP-V のA級動作 送信IMD 特性と 2××× のA級動作 送信IMD特性が、同一スペクトラム波形の写真を使用していました。

2000 A ←2××× カタログ送信IMD特性

MK-V A ←1×××MP-V カタログ送信IMD特性

つまり
2××× A級動作 IMD写真は  ←  1×××MP-V A級動作 IMD写真を使用
2××× AB級動作 IMD写真は  ←  9×××   AB級動作 IMD写真を使用
   ( ↑ これは前回の話)

ということは、2××× カタログの送信IMD スペクトラム波形写真は、A級,AB級とも別機種のものを使い分けて(?)いるのではないかと思われるのです。
9××× のA級動作 送信IMD 特性は、5次 IMD が見えていませんので、流石に その写真は使わず、5次IMD が見えている 1×××MP-V の 送信IMD 特性を使用したと推測します。


掲載カタログは

2000.jpg  ← 2××× カタログ

MK-V.jpg  ← 1×××MP-V カタログ

これは、もしかすると意図的なのかなぁ、と思い始めてきました。
        
ひとり言です... 

●事務的な再会

2013年 11月01日 10:16 (金)

開局して40年近く経つと、昔々QSOした方と何十年ぶりに、お空で再会できることが時々あります。 私もハムログユーザーですが、苦労して過去データを紙ログからハムログに入力したので、即時に再会が分かるようになり、約4年前にカムバックしてから今迄に 20年以上ぶりで、お会い出来たのは 16人の方でした。

昔馴染みのローカル局だと「久しぶりです、お元気でしたか?」 とか「懐かしいですね!」となり、昔話で盛り上がったりします。 1度しかお会いしていない方で、相手局に過去の記録が無い方でも 「えぇ!? 昔お会いしてますか! いゃあ、久しぶりですねぇ あの頃が懐かしいです」 となり、その頃使っていたリグの話や、あれからの身の上話になったりします。 QSOが終わった後は、感動しています。

ところが中には 「そうですか、お会いしてますか。相変わらず出てますので、またよろしく お願いします。」 とか 「間が空いているので、またカードを送っておきます。」 で 終わってしまう方もいらっしゃいます。 テンションも低めです。
 
別に それで悪いわけではないし構わないのですが、同じ趣味を持ち 同じ時を生きてきた者同士なのだから、もう少し 話をしたいと思うのです。  こちらから話を振っても、そういう方は話が続かないので、QSO が終わった後、少し寂しくなったりします。 お役所仕事みたいな事務的な感覚を受けてしまうのです。 (お役所の方、ご免なさい)

だからどうした? と言われそうですが、ただそう思う それだけです。
人情の機微とでも言いますか。

ひとり言です...

●HB9CVと怖いOM

2013年 09月22日 23:16 (日)

HB9CV は、スイスのハム HB9CV が考案した、2本の導体に逆位相で給電する指向性アンテナで、原型は 2エレメントです。 当の考案者も、” 実験,測定をやったことがないので よくわからないが、エレメントを増加するのなら普通の八木アンテナと大差なくなるだろう。 やはり2エレのHB9CVが もっとも本領を発揮する ” と述べているそうです。
                  ( HAM Journal No.24 1980年 より引用 )

日本では 結構前から、多エレメントの HB9CVが販売されていました。 かれこれ、30数年前に 6mが 未だAM全盛の頃、 IC-71 と 6エレメントの HB9CV で、楽しんでいました。 あるとき東京のOMとQSOした際、アンテナの紹介をいつも通り、「アンテナは、6エレHB9CVです」とやったところ、相手の口調が豹変し「HB9CVは2エレしか無い」「多エレメントは HB9CV じゃ無い」「そんなことも知らないんですか」 と、まくし立ててきたのです。

そのとき10代だった自分は必死に食い下がり 「メーカーも、その品名で販売してますよ」と言うと、「メーカーが 言っているから 正しいというわけじゃない」 と、説教をされてしまいました。 確かにHB9CVに関しては仰せの通りです。 しかし大人の言い方というものがあるでしょう? しかし、反論せず(出来ず)に引き下がりました。 今だったら 切り返してやるのですが...ムムm

現在も、4エレHB9CVを使用しているので、アンテナ紹介の度に、その時のことが蘇えります。 だから「アンテナは 4エレHB9CVです」 とは言わないで、「4エレのHB9CVタイプです」 とか 「2エレメントの導波器が付いた HB9CVです」 とか、ややこしい言い方をしているのです。 しかし心の底では、”HB9CV の原型の話を 知ってさえいれば、 紹介の仕方は どうでも良いではないか 「4エレHB9CV」で構わないでしょ?” と思いつつも、ややこしい言い方をしている自分がいるのです。

相手局が HB9CVを使用しているときは、昔々 怖いOMに怒られたと話をするときもあります。 そういう意味では、話のネタを御教授してくださった OMに感謝はすれど、人に対する言い方は絶対にマネをしないと、若いときに誓ったのでした。

所詮は趣味の世界ですが、技術的キーワードや、うん蓄等が横行する世界だから、知らないことや 勘違い、また 思い違いが多いのは 当たり前です。  プロでは無いのだから。
アマチュア業務の規定の中で、 ” 無線技術の興味によって行う自己訓練 ” と あります。 自分と違った解釈の人と話をして、知識を一つ一つ増やしていき ステップアップすることが、大事なのではないでしょうか。

しかし、人間同士なんだから、言い方で相手局の気分を悪くさせては いけません。
通信相手あっての無線であるし、お互いに楽しい時間を過ごすための 趣味なのだから。

ひとり言です...