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JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●自作 1号機の改造前 その2

2016年 11月20日 18:51 (日)

先日、自作無線機 1号機の改造する前の写真が出てきたことを書きましたが、後からもう一枚出て来ました。 ピンボケで申し訳御座いません。

TRX1_01_161021_400.jpg


後ろの測定器が古さを物語っています。 特にオシロスコープが年代モノ。
初めて買った中古のテクトロニクス TYPE 454 帯域150MHz です。
ニュービスタ管という金属ケースの小型真空管と半導体のハイブリッド構成です。

ブラウン管が小さいですよね。
しかも縦軸は6Division。 この時代のブラウン管は、ポータブルで 150MHzともなると水平,垂直ともに偏向するには、このサイズが精一杯だったのでしょう。
1MHz 1万円と言われた時代よりも前かも知れません。
記憶では確か基板に、1960年代のパターン文字が入っていました。

このオシロは10数年前に高圧部が、イカれて処分しました。
垂直増幅は真空管なので常にドリフトするため、時々垂直ポジションを調整しながら使っていましたが、家で波形が見えるだけで嬉しくて、操作を面倒とも思いませんでした。

懐かしい時代です。
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●自作 1号機の改造前

2016年 10月24日 22:16 (月)

自分が20代のときに初めて作った自作無線機 1号機のことを以前、書きました。

  自作 1号機 50MHz SSB トランシーバ
TRX1_FRONT.jpg


製作当初は PLL 機でしたが CB 用 PLL ユニットを SSB機に使ったのが、そもそも間違いで信号純度が悪く、送信音が 「プルプル」 と震えて聞こえる有り様で、ループフィルターの定数をいじったりして、さんざん苦心しましたが結局のところ PLL を諦めて、現在のVXOに変更して、バーニアダイヤルで同調をとるようにしてあります。

先日、部屋の片づけをしていたら、この自作1号機を改造する前の写真が出てきました。

  改造前の姿 (上に乗っているのは、2トーン信号発生器)
TRX1_161021_500.jpg


UP/DOWN スイッチで PLL のカウンターにアップ/ダウン信号を送り、右側のメインダイヤルでバリキャップの制御電圧をコントロールして、チャンネル間の周波数を連続可変します。 デザインのバランス的には、こちらの方が気に入ってたんですけど...
「プルプル」 じゃ使い物にならないですからねぇ。

ん~ 残念! 自分の未熟さ故の、くやしさを思い出してしまいました。

●自作SSBトランシーバ 1号機

2013年 12月28日 19:55 (土)

遥か昔 自分が20代のとき、 初めて作った 50MHz SSB トランシーバで、正式に免許の申請をした自作の無線設備 1号機です。 それまでの自作は、ラジオやワイヤレスマイク、無線関係は アンテナカプラーや リニアアンプ等の周辺機器でしたが、いよいよ昔からの夢「いつかは無線機を自作して自分の作り出した電波で QSO をしたい」を実現させるため、SSB トランシーバに チャレンジしました。

TRX1_FRONT.jpg

しかし当時 自分で回路設計出来るスキルは無かったので、諸先輩方の お知恵を拝借し回路構成は熊本シティスタンダードです。 その頃は 秋月電子通商で基板と部品一式のキットが販売されていたのですが、私が目を向けたときには、時すでに遅しで売り切れてしまって自分でエッチングして基板を作りました。 確か クリスタルフィルターとキャリア用クリスタルだけは、秋月で販売していたものを購入した記憶があります。

下の写真で、奥は トランスバータ基板、手前は VXO 基板です。 トランスバータ基板は、2段重ねになっており、その下にジェネレータ基板が隠れています。

TRX1_内部


VFOは、VXOを使用しており、バーニアダイヤルで同調をとります。 しかし、その左には「UP」「DOWN」スイッチがあり、何か変だと思いませんか? まるで PLL 機のような...  そうなんです、当初は PLL 機だったんです。 しかし 大失敗してしまい、泣く泣く VXO に変更改造したわけですが、UP DOWN スイッチは他に振り替えられる機能が無いためと、スペースの関係で 新たな機能追加は 不可能と判断し、残っているという お粗末です。

TRX1_DIAL.jpg


秋月電子通商で購入したCB 用 PLLユニットを使ったのが、そもそもの間違いでした。 送信音がプルプルと震えて聞こえるのです。 PLL の信号純度が SSB で使用するには見合わなかったためです。 これは PLLユニットが悪いわけではなく、CB の AM 用だと分かっていながら、大事な信号純度に気が回らなかった、当時の私の未熟さが原因です。

さんざん悩んだ挙句、PLL は諦めて、VXOに変更する判断をしました。 PLLユニットの取り付け寸法に合わせて、細長いVXO基板を作って、下の写真左のように狭い場所に組み込みました。 結構苦労しましたが、こういう失敗の経験が大変勉強になりました。

TRX1_VXO.jpg


当初、PLL チャンネル間をユニット内蔵のバリキャップで周波数可変するため、ボリウムを1回転の直結で回すように、パネルへ直接 取り付けました。 しかし今度は、バーニアダイアルをバリコンにジョイントするため、下の写真のようにアルミのアングルを加工して狭い中に何とか立てて、バリコンを取り付けました。

TRX1_VCup.jpg


PLL のとき チャンネル表示だったパネルを 裏から見ると、表示用の LEDを取り付けた穴が チャンネルの数だけ開いています。  下手くそな ケガキの線が バレバレです。

TRX1_VCdisp.jpg


チャンネル表示だったパネルには、バーニアダイアルの目盛りと 周波数対応スケールを印刷して貼り付けました。 下側がバーニア目盛り、上側が 50.××× MHz の ××× kHz 台の周波数表示です。  どうでしょ、このリニアリティの悪さ加減は。 

TRX1_DISP.jpg


メータと表示回りです。 現在、メータ照明は球切れ。 送信と RIT 状態を面発光LED で表示しています。 無い頭で、結構 工夫した記憶があります。 送信とRITスイッチは、押す度に交互にON/OFFを繰り返すトグル動作になっています。 ロジック回路は、当時のプログラマブル ロジックで PAL と言うものを使用しています。

TRX1_Indicate.jpg


RIT スイッチを押すと、面発光 LED が 状態表示。   

TRX1_RIT.jpg


もう一度、押すと消灯。

TRX1_RIT_OFF.jpg


SEND スイッチを押すと、TX の状態表示。

TRX1_TX.jpg


熊本シティスタンダードのジェネレーター基板は、適度な大きさで、わりと簡単に製作できるので、当時の自作派には広まりました。 ただ、コイルの手巻きが少々手間でした...  それと 何と言っても、秋月電子通商から キットで販売されたことが 大きな要因でしょう。 また、CQ 誌へ掲載や HAM Journal 誌 No.44(1986年)で、特集を組まれたことも普及を広めたはずです。

シンプルな回路のため、性能面や使い勝手は 十分で無い点もありますが、トランシーバの自作を広めた功績は大きいと思います。

自分が特に感じた、このトランシーバ の ウィークポイントは、下記です。
1. 受信IF が 2段増幅のため、 AGC を十分にかけるだけの 帰還量が得られなく
 AGCダイナミックレンジ が 狭く、弱い信号は小さい音で、強い信号は大きい音で、
 もの凄く強い信号は 歪んで聞こえます。
2. 送信受信の切り替え時に、 ”バッツン バッツン” と 派手に音をたてます。

御本家 開発者のOMも、受信IFが2段増幅のためAGCが深くかけられない点を IF 3段に変更し改善を行って、 後に HAM Journal 誌 No.64 (1989年)に掲載されています。
流石です。 しかし、OM は既に亡くなられているようなので 残念に思います。

上記の課題事項を 次回の自作機での改善目標にして、熊本シティスタンダード から多くを学び卒業しました。 現在では、運用に 使用していませんが、ウィークポイントがあっても カワイイやつなので、捨てることが出来ずに記念碑的に現在も飾ってあります。
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