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JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●受信ミキサ ポストアンプ

2013年 07月26日 17:36 (金)

ミキサの性能を十分引き出すためには、ミキサ出力ポートのインピーダンスと、受け側の入力インピーダンスを整合させます。 そのため 50Ωの一定インピーダンスで受けるようポストアンプを設けます。 2SK125を2個パラレルにすると入力インピーダンスは約50Ω近辺になるので、DBMと整合がとれます。

               RXミキサポスト

IFのクリスタルフィルタより前段のフロントエンド部分は 帯域が広いため、多数の信号が入ってきて、受信していない IF帯域外の信号も、フィルタの手前まで殺到してきています。 バンドスコープを 思い浮かべていただけば 分かり易いと思いますが、受信している信号の左右に受信していない信号が管面 (言い方が古い!)に表示されるのは信号が、そこまで来ているということなのです。

AGC がかかるのは、クリスタルフィルタ以降なので、フィルタより前段の フロントエンドが多数の強力な信号にさらされると、オーバーロード(過負荷)状態になる可能性が高くなります。 ここで飽和しないように 踏ん張らせることが大事になります。

その防御として広ダイナミックレンジ,高IP,高コンプレッションポイントのミキサや半導体デバイスを選定する必要があります。 感度優先プリアンプの GaAsFET 3SK121を除きフロントエンドの デバイスは、全て JFET 2SK125 のみを使用しました。 デュアルゲートMOS FET は、コンプレッションポイントが 2SK125 より劣るため使用していません。

IP :インターセプトポイントは、高いに越したことはありませんが、あくまで 仮想のポイントなので実際は、ここに行き着く手前で回路は飽和を起こしオーバーロード状態になります。 その飽和の手前で起こる前兆がゲイン圧縮で、1dB圧縮される点を 1dBコンプレッションポイントと言っています。  これが起きる入力レベルが高い方が、オーバーロードしにくく、悪環境下での運用で活きてきます。

実際の運用で、強力な信号を受信したとき、どのくらいの信号強度から 歪が増えるかは、インターセプトに関係し、バリバリ鳴り始めたり 感度低下を起こすオーバーロード状態になる強さは、コンプレッションポイントに関係すると考えられます。

中間周波数が 9MHz 帯にもかかわらず、出力同調回路に FCZ21 を使用しているのは、手持ちが無かったため、横着していますが同調容量を変え、きちんと共振するようにしています。 他のユニットでも同様に何箇所かあります。

RXMIXPOST.jpg
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