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JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●TS-511D AGC修理

2016年 07月10日 22:48 (日)

1606_511D_AGC01_400.jpg

ローカル局から部品取り用にいただいた TS-511D を復活させてから約 3年間、それまで順調に動作していましたが、先日 受信させると音声は ガンガンと うるさいくらい大きく聞こえ、しかも S メーターが触れない状態になってしまいました。
つまりAGCが かかっていない状態です。 犯人は推測出来たので、AGC 検出後の増幅段 トランジスタを チェックしました。

1606_511D_AGC02_400.jpg


AGC検出の初段トランジスタのベースに来ている信号
1606_511D_AGC04_270.jpg


そのコレクターの出力信号。 正常に増幅動作しています。
1606_511D_AGC05_270.jpg


整流後の次段トランジスタ Q3 のコレクター出力。 明らかに信号が伝わっていません。
1606_511D_AGC06_270.jpg


プローブ フックが付いているコイツ、Q3 です。
1606_511D_AGC03_400.jpg


トランジスタ Q3 を外し、SIPソケットを実装しました。
1606_511D_AGC077_400.jpg


C-B 間がオープンモードで故障していました。
40年は経過していますが、半導体チップそのものの劣化というより、チップとワイヤおよびワイヤとリードフレームとの ボンディング部接合の腐食や化学的な劣化で駄目になったのではないかと推測します。

2SC373 でした。 トランジスタ互換表を見て、2SC1815に換えます。
ろくにhfeも調べないで手元の 1815 にしましたが、多少の差は AGCで吸収されると思います。
1606_511D_AGC08_400.jpg


ソケットに装着
1606_511D_AGC09_400.jpg


交換して、無事復帰しました。
1606_511D_AGC10_350.jpg


Sメーターが振れるようになり、動作良好です。
アナログメーターの振れを見ながら自然な音を聞いていると、癒されると感じるのは大袈裟か錯覚でしょうか? 純粋なアナログ機は良い音がします。 昔のリグを捨てられない理由の一つです。 でも実際の運用には使わないんですけどね。 動作状態を維持してあげることに満足しているだけなのか? 自問自答、しかし答えは無し。
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