JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●マイクアンプ

2013年 07月27日 17:43 (土)

初段に使用したSL6270C(プレッシー製)は、ALC内蔵のICです。
マイクロフォンの uV~mV オーダーの信号を出力レベル 約90mVrms一定に抑えます。 

メーカー製リグは、ほとんどが送信IF段にALCをかける方式です。 ALCがかかっているとき、RF出力のエンベロープは圧縮され歪むので、歪やIMDが悪化します。 また、過大入力が入ったとき、ALC電圧を急速に発生させるファーストアタックや、状態を保持する ホールドタイム、 そして 定常状態に戻す リリースタイム等、ダイナミック特性の 時定数設定に難しい面があります。 設定が上手くないと、自分のSSB信号の変動でALC電圧が変調を受ける、ALCフィードバックによる 再変調歪 等の問題もあります。

メーカー製リグは、これらの問題を最小限に抑えているはずですが、自分はそんな自信がないので、本機は後段ではALCをかけず、このICでAF段にのみALCをかけています。 AF段でエンベロープが歪んだ場合でも、クリスタルフィルタを通過するときに、高次IMDは低減されます。 

次段の汎用オペアンプ741で、所望レベルに増幅しています。 オーディオ用ローノイズオペアンプを使いたいところですが、パーツBOX に転がっていた 741で良しとしました。 ソケットは使わず直付けしたため、今更IC交換は面倒なので “ S/Nは初段で決まるからいいかぁ!” と心の中で、つぶやいて自分に言い聞かせていますHi。 実用上は、問題ありませんが、ローノイズの4558系が、精神衛生上は良いでしょう。

     MIC_AMP.jpg

メーカー製の一昔前のフィルタタイプのリグには、送信時の頭で「ピーン」とか「ポコン」と相手局に聞えるものがありました。 これは、送信切り替え時にキャリアバランスが一瞬崩れ、キャリアリーク(漏れ)するためで、バランスドモジュレータ周辺の回路切り替え時に発生する電圧ショックやキャリア注入を切り替えていること等により発生するものです。

本機はこれを避けるため、バランスドモジュレータに接続されるマイクアンプを受信時も電気的動作状態にしておき、信号ラインをMOS FETでミュートし、マイクアンプを休ませ送信時にミュート解除します。 これによって、送受信切り換え時のキャリアバランスが、崩れることはありません。

MIC AMP
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