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JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

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●ファイナル

2013年 07月27日 17:53 (土)

2SC1971(三菱電機製)の1段増幅です。 
IMDを良くするためにコレクタ電流Icを通常より多目の設定とし、動作点をAB級からA級寄りにしています。 当然 発熱量が増えるので、大き目のヒートシンクに取り付けて小型ファンで直接フィンに風をあてます。 

ファイナルのトランジスタやMOS FET等の半導体チップの接合部温度は、かなり高温になります。 この熱を外部に放散させないと、送受信断続時の熱ショックによる、チップの膨張収縮を引き起こして、チップとプラスティック パッケージとの熱膨張率の違いによる、ストレスやクラック、またワイヤボンディング配線の疲労断線等を引き起こし 素子寿命を短くしてしまいます。 発振しても同様のことが起きてしまいます。

Icを増加すると、そのリスクは高くなるので 放熱対策を十分施してからIcを増加させます。 出力を搾り出せば、5W以上は出ますが IMDは悪化するので、控えめの 1W~2W に抑えています。

バイアスは3端子レギュレータで安定化します。 バイアス回路のダイオードは、必ず2SC1971の樹脂ボディと熱結合させます。 B-E 間の Vbe 温度変化に対応するためです。 そうでないと条件によっては熱暴走を起こします。
送信時にメータで RFレベルを表示させるため、出力のT 型フィルタのコイルと 2回巻きコイルで結合させ、出力の一部をピックアップし整流検波しています。

      TXファイナル

2SC1971は良く使われたVHF用のトランジスタですが、やはり生産中止です。
この手のトランジスタがどんどん廃品種になっていくことは自作派にとって益々やりにくくなりますが、それを工夫して解決するのも楽しみの一つかと思います。 代替として2SC2078(三洋製)がありますが、その他にも HFやCB用で 同様なものが 幾つかあるので、代替を探すのも自作の楽しみの一つと思います。

FINAL.jpg
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