FC2ブログ

JF1UBH Homebrew Amateur Radio Station

今どきモノ好きにも 自作無線機での運用と、旧い無線機のレストアを中心に アマチュア無線を楽しんでいます。

11月 « 2018年12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 01月

スポンサーサイト

--年 --月--日 --:-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

●積層セラミックにだまされる?

2014年 01月19日 09:42 (日)

自作するときに 良く使う部品の中で、 コンデンサがあります。  直流カット,交流結合やバイパス,デカップリング,リップルフィルタ等々、いろいろな場面で使います。
最近の傾向では、積層セラミックというものが良く流通するようになってきました。
秋葉原でも、テーピングの状態で カットしたものが販売されています。 表面実装で小型大容量のものが製品化されてきていることも、普及の理由と思われます。

積層セラミック_220_165

しかし、使用上で 注意しなければならないことがあります。 印加する電圧によって 静電容量が変化してしまうということです。 小容量の 数pF~数百pF のものは問題ないですが、数μF~数百μFの大容量のものは、容量を稼ぐために高誘電率の材料を使っており、これが温度や電圧に対して 誘電率が変化する特性を持っているという、くせ者なのです。 

参考リンク
http://www.murata.co.jp/products/emicon_fun/2012/10/cap_jp15.html

例を挙げると、定格電圧 6.3V 静電容量 100μF のコンデンサを、直流 1.8Vで使用すると、変化の大きいシリーズでは容量変化が -40% つまり静電容量は、60μF になります。 さらに、定格電圧の 1/2 ディレーティングの直流3.2V で使用すると、-70% 静電容量は、30μF になってしまうのです。

少々、嘘のような話ですが、メーカーのサイトにも 「カタログに記載されている静電容量を鵜呑みにしてはいけません」とまで書かれています。 これを承知の上で使用しなければ思った通りに 回路が動作しなかったりしますので、使う回路や 使い方に気を付ける必要があります。

デカップリングで直流ラインと対グランド間に、47μFや100μFを使用することがありますが、電解コンデンサの代わりに 積層セラミックを使用した場合、実際は 静電容量が下がっている状態になっている訳です。  アルミ電解や タンタル電解コンデンサでは、この現象が無いので、大容量のデカップリングやリップルフィルタには、電解コンデンサを使用するのが無難です。 ただしアルミ電解は、電解液蒸発による寿命がリスクです。

交流でも度合いは異なりますが影響を受けますから、とくに信号経路やフィルタでは信号電圧により、振幅変調を受ける可能性もあります。 アナログ信号系や 時定数回路には、注意してコンデンサを選ぶ必要があります。

自作マニアの方へ、 小型大容量の積層セラミックコンデンサを使う場合は、 静電容量値に だまされないよう、ご注意を。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。